バストアップに関わる「クーパー靭帯」というものを知っているでしょうか。
ちょっと聞き慣れない言葉かもしれませんが、
このクーパー靭帯は、女性が気になるバストの形に大きく関わっているのです。
クーパー靭帯って?
クーパー靭帯とは、バストの乳腺や脂肪をまとめ支えているコラーゲン腺維の束のこと。
乳腺を皮膚や筋肉に繋ぎとめバストの形を保つ、バストにとって大切な存在です。
通常、靭帯(じんたい)は筋と異なり、伸びたり縮んだりしないものですが、
クーパー靭帯は伸びることがあり、場合によっては切れてしまうこともあります。
このクーパー靭帯が伸びたり、切れてしまうと再生することができませんので、
バストが垂れるなど形が大きく崩れてしまいます。
クーパー靭帯にダメージを与える原因
では、クーパー靭帯はどのような原因で伸びてしまうのでしょうか。
ひとつは、バスト自体の重みによって起こる重力の負担、身体が動く際の揺れなどです。
こういった外部刺激が長時間続くと、クーパー靭帯が伸びてしまうことがあります。
そうすると当然バストはどんどん下がってしまうことになります。
そして大きく関係しているのが加齢。
人間の体の結合組織は加齢によってゆるみます。
加齢でおなかがたるむのと同じように、クーパー靭帯も結合組織のひとつなので、
加齢によって伸びてしまい、バストがたれる原因となります。
クーパー靭帯を守るには?
まずクーパー靭帯をとにかく大切に扱うためには、
まずは、やはり激しい運動をしすぎないということが大切になります。
ジョギングやウォーキングなど、また他にスポーツをする時には、
必ず通常のブラジャーとは違っているスポーツブラをつけるようにしてください。
スポーツブラというのはバストを全体的に支えてくれて、クーパー靭帯を守ります。
それから寝るときにノーブラになってしまう人がいますが、
ノーブラというのはバストの重みがすべてクーパー靭帯にかかってしまうので、
最もバストが下がが原因となります。
ですから寝る時にはなるべくナイトブラをつけるようにしましょう。
実はバストの下垂はすでに20代から始まっています。
しかし、30代、40代からのケアでも遅くありません。
バストの変化に合わせて適したブラを選び、美バストをキープできるようにケアしましょう。
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